高齢になって足腰も弱くなってきた親
脳梗塞の後遺症で麻痺が身体に残る親
歩けなくなって車椅子になっても自宅に引きこもってばかりでは体力もどんどん落ちてしますし、認知症も進むかもしれません・

そんな親を車椅子に乗せてでも外出させて気分転換させてあげたいですよね。
ただのお買い物だけでも高齢の親も一緒に出かけられれば、
今日の晩御飯はなににする?
そんなたわいの会話でも高齢の親からすれば楽しいイベントです。
また、お医者さんへの付き添いに親を外出させなければならないこともあるでしょう。

でも、車椅子で外出する時に困ることって意外と多いですよね。
せっかく車椅子で外出させてあげても本人が不快になっては介助者の優しさも逆効果になります。
そこでの車椅子の外出でひとつでも困ることが減るように介助者の注意点についてご一緒に考えてみませんか?

車椅子での外出での介助者の注意点

車椅子での外出での介助者の注意点

ひとつお聞きしたいのですが、
介助者のあなた自身が誰かに押された車椅子に乗って外出したことがありますか?

私はいつも
「一度でもいいので介助者ご本人が誰かに押してもらった車椅子に乗って小一時間くらい外出していただけませんか?」
とお願いしています。
それは、実際に車いすに乗って外出してみないと「わからない?」「気づかない?」ことってめちゃくちゃ多いんです。

誰かに車いすを押してもらって外出を経験した後でこの記事を読んでいただくとすごく理解できると思います。

車椅子を押す介助者は常に「声かけ」を心がけて安心させる

「お義母さん、次 右に曲がりますよ」
「信号が変わっちゃいそうだから、ちょっと止まるね」
「エレベーター 後ろ向きに入るね」
「段差があるからちょっと傾けるわよ」

常になにかアクションを起こす時には、事前に予め車椅子に乗っている高齢の親にそのことを声かけしてあげてください。
高齢者はよく目が見えない?まわりの状況を見ていない?ということは当たり前なのです。
ですから、なにか行動を起こす前に声をかけてからするように心がけてください。

急な行動は高齢の親にとっては驚くことも多いのです。

スピードの出しすぎ注意!視点が低い車椅子では恐怖感が半端ない

車椅子に乗った状態での視点は立っている介助者の視点とは大きく異なります。
低い視点でのスピードの感じ方は立った状態での高い視点の時よりも何倍にも早く感じます。
※ぜひご自身で体感してみてください。

例えば
「信号が変わりかけで車椅子を押すスピードを早める」
「コインパーキングに止めた料金が上がりそう?」
いろいろな諸事情で介助者が無意識のうちに車椅子を早く押してしまいがちです。
これ意外とよくやりがちだと思います。
自分ではちょっと速足?程度と思っていても車椅子に座っている人からするとまるで走っているいるように感じるのです。

また、少し速度をあげるだけで車椅子への振動は倍増します。
これもより恐怖感を与えてしまいます。

ですので、
自分では少し遅めに歩いて車椅子を押している
それくらいがちょうどよいのです。

車椅子のタイヤの空気を確認

みなさん、車椅子のタイヤの空気圧に無関心な方が少なくありません。
チューブレスの車椅子も多いのですが、未だに自転車と同じタイヤの車椅子も少なくありません。
必ず、外出前には車椅子のタイヤの空気圧はチェックしておきましょうね。
じゃないと、車椅子に乗った方のお尻などが痛くなっちゃいます。

側溝などグレーチングは斜めに渡る

側溝などの蓋代わりにのグレーチングというのをご存知だと思います。

こんな「グレーチングがある側溝を横切る時は、必ず斜めに横切りましょう。
なぜなた側溝を直角に横切ると補助輪(キャスター)がグレーチングの中に落ちてしまうことがあるからです。
一度車椅子のキャスターがグレーチングの隙間に堕ちて挟まってしまうと、車椅子に乗っている人をいったん降りてもらわないといけません。
それはかなり大変なことです、

車椅子の段差の超え方

車椅子を押していると、今まで気づかなかった「段差ってこんなに多い」ことに驚くと思います。
車椅子ではわずか数センチの段差でも障害になるんです。
車椅子の扱いに慣れてない方が車椅子を押している時の段差を超える時って力任せにガツーンといっていませんか?
これ、車椅子に乗っている方からすればかなりの衝撃なんです。
特に力のない女性は少し離れたところから反動をつけて、ドーーンと段差を超えようとする方も少なくありません。
車椅子の段差の超え方はコツを覚えると非力な方でも大丈夫です。
こちらの動画を参考にして、ソォーッと段差を越えてあげてくださいね。

雨の日の車椅子の外出の介助者の注意点

突然雨が降ってきた・・・?(涙)
車椅子で外出している時にそんなことが起こると大変ですよね。

介助者が濡れてもかまわなくても、車椅子に乗っている高齢者が雨に濡れて風邪でも引いてしまったら大変です。
でも、高齢者が車椅子に乗りながら傘をさすというのも無理なケースも少なくありません。
そこで、応急処置として
車椅子に乗っている高齢者の上着の中に傘を差し込んでしまう
という荒業も最終手段として知っておいてください。

車椅子で外出する時に介助者が用意しておくとよい持ち物

いつも行き慣れている場所ならよいのですが、初めて行く場所に車椅子で外出する場合には思わぬ事態になることもあります。
そこで「車椅子で見知らぬ場所へ外出する時に介助者が用意しておくとよい持ち物」も紹介しておきます。

介助者の携帯電話・スマートフォンのストラップ

車椅子を押すということは介助者の両手がふさがれてしまいます。
また車椅子の介助の動作はかがんだり下を見たりすることも多いので洋服の胸ポケットだと落して割れてしまうこともよくあります。
ネックストラップなどを利用して首から下げておくのがおすすめです。

簡易スロープ

車椅子での外出先がバリアフリー化されていないこともあります。
予め持ち運びできる簡易スロープを自動車に積んでおくと便利です。
【シンエイテクノ 段差解消スロープ タッチスロープ68 TS68-50 幅68cm/段差5.0cm用 5180円】 

ただ正直かなり邪魔ですが・・・

車椅子用クッション

一般的な座布団では長時間の車椅子の外出ではお尻が痛くなることもあります。
ですので車椅子用のクッションを利用をおすすめします。

膝掛け

冬場だけでなく夏場でもクーラーの利きすぎる場所に外出することもあります。
損暗時に備えて「ひざ掛け」の1枚でも準簿しておくと良いと思います威。

車椅子の外出で困ること|帰宅時の車椅子のタイヤの汚れをどうする?

自宅の室内でも車椅子を使っている場合に外出から帰ってきたら困ることあります。
それは、車椅子のタイヤの汚れです。
そのまま室内に上がるのも抵抗がありますよね。

対策としては
① 室内に入る時に車椅子車輪カバーを取り付ける。

② 親をいったん車椅子から降ろしてどこかに座らせて、車椅子のタイヤを水とブラシで洗う
雨の日の車いsでの外出時には、帰宅したら玄関に用意しておいた椅子にいったん親を座らせておいて、車椅子だけを水とブラシで洗う。

③ 達人の方法
バイク用のローラースタンドを利用して行う方法です。
ここまでできるのはかなり車椅子の達人ですね。
ちなみにローラースタンドは2台必要なこと
ローラースタンド台から出る時に少し力がいります。

バイク用ローラースタンドは2台必要かも?
下記の商品は1台3300円です。